らくらく天王台★機能訓練・からだケアの風景

皆さんは「介護整体」という言葉をご存じですか?介護整体とは、高齢者や要介護者、および介護従事者(介助者)の双方を対象とした整体アプローチのことです。一般的な整体が姿勢改善や筋肉のほぐしを主な目的とするのに対し、介護整体ではQOL(生活の質)の向上や動作サポートを重視しています。当施設で実際に実施している機能訓練(運動)の風景やケアの様子をご紹介します。

肘を張ってボールをつぶす動作は、胸の筋肉(大胸筋)を動かす運動です。胸の筋肉は腕を前に突き出す際に使う筋肉ですが、ドアを押す時、杖をつく時、歩行器を押す時など、日常生活で身体を支える様々な動きにつながっています。

こちらは体幹のストレッチ運動です。ボールを上に掲げ、そのまま左右に身体を傾けることで、姿勢や体幹の維持に役立ちます。

介護整体では、お一人あたり20分の時間をかけ、全身の状態を確認しながら痛みや疲れを和らげられるよう対応しています。痛みの度合いや疲れの原因は人それぞれですが、「右足に体重をかけすぎている」「手すりや杖を握る時に力を入れすぎている」といった、ご自身の体の癖が反映されていることがほとんどです。それらを見つけ出し、「日頃からこのように意識してみましょう」「お時間のある時に、このようなストレッチをしてみてくださいね」といった具体的なアドバイスやお声掛けを行っています。

こちらはご利用者様が作られた力作の数々です。「からだを動かすことや運動が大切なのは分かっていても、今日は少し億劫だな……」と感じてしまう日もあるかと思います。だからこそ、まずは皆さんに楽しく通所していただけるよう、明るく温かい雰囲気づくりを心がけて運営しています。